冨永憲一

冨永とみなが 憲一けんいち

上町の家屋取り壊し後危険では

建設農林課長 渇水期に工事を行う予定


 上町の家屋取り壊し後について、関所橋や木曽川対岸から見ると高さもあり崖が切り立っているような感じで非常に危険に感じる。今後更に補強工事を行う予定があるのか。

建設農林課長 まだ修復工事は終わっていない。河川管理者の木曽建設事務所が各種調査を経て8月24日に応急工事を行い、10月4日に完成予定。現時点で8戸の取り壊しが終了している。6月に出水期を迎えるにあたり更なる被害を防ぐため、大型土嚢を設置した経緯がある。今後の予定は渇水期を迎える11月、護岸を大型ブロック積みで固める工事を来年6月の完成を目指して行う予定である。また、取り壊した建物付近に設置したガードレールは、車両等の逸脱防止のため、あくまで仮設置したものである。

 インバウンド再開時の水際対策緩和以降の外国人客への対応は。

観光商工課長 9月7日に外国人の入国制限数が1日5万人に緩和された。その前の6月10日に国の方で定めたガイドラインを9月2日に改訂して、条件を緩やかにするという通知が各自治体に来ている。また、本通知は自治体だけでなく、各地域のDMOにも直施伝えられているため、情報の共有はできている。そのため木曽おんたけ観光局がこれを契機に本格的にツアーを実施するのであれば、町としても観光局と受入体制を協議していきたい。基本的なガイドラインは緩和されたが、マスク着用・手指消毒・三密回避は最終的にツアーを実施する旅行会社が負うことになる。



家屋の取壊しが行われた上町
家屋の取壊しが行われた上町