7月会議

 7/19

補正予算2件、契約3件  木曽町議会(通年議会)7月会議は19日に行われ、2億878万円を歳入歳出に追加した一般会計補正予算や建設工事(物品購入)請負契約の締結など5議案が審議された。町提出の議案はいずれも全会一致で可決された。

契約の締結

建設工事請負契約の締結
御嶽山防災シェルター 5896万円
議案の内容 御嶽山剣ヶ峰に設置する防災シェルターについて契約するもの。契約金額は5896万円で、契約相手は㈱滝澤工務店(松本市)。契約方法は、指名競争入札。
 具体的な設置場所は。
 旧剣ヶ峰山荘(元旭館)があった所で、社務所の下に一か所、一段下がった所に一か所、いずれも王滝登山道に近い場所に設置する。
 剣ヶ峰にある既存の3つのコンクリート製シェルターのうち、真ん中のものにシートをかぶせ使えない状態になっているが。
 工事を行うために重機が必要で、その都度空輸していると経費がかさむため、シェルターの一つを重機保管庫として使っている。
剣ヶ峰に設置中の防災シェルター
物品購入契約の締結
福島小スクールバス 844万円
議案の内容 町立福島小学校のスクールバス車両の購入について契約するもの。契約金額844万円で、契約相手は㈱ジーエス自動車整備工場。契約方法は指名競争入札。
スクールバス(イメージ)
建設工事請負契約の締結
おもちゃ美術館のボイラー 7315万円
議案の内容 木曽おもちゃ美術館の木質バイオマスボイラー設置工事について契約するもの。契約金額7315万円。契約相手は松本土建㈱木曽営業所で、契約方法は事後審査型一般競争入札。
 バイオマスボイラーについて、どこのメーカーか。また、なぜこのメーカーのものを採用したのか。
 メーカーは本庁舎と同じイタリア製。本庁舎もうまく稼働しており、熱量も良くチップも計画より使っていない。

補正予算

物価高騰等に対する生活支援 1億700万円
補正の内容 ロシアのウクライナ侵攻や円安などの影響による物価高騰を受け、生活支援として9月1日に在住する町民全員に、一人当たり1万円を給付するもの。
 一刻も早く体制を整え進めてほしいが、基準日を9月1日としたのはどういう理由か。
 これから寒くなるので灯油高を考慮して9月1日にした。来年1月20日まで申請を受け付ける。
高騰する灯油代
マイアスキー場 管理者撤退後の維持費用 1212万円
補正の内容 開田高原マイアスキー場と御岳ロープウェイの指定管理者になっているアスモグループが撤退を申し出た。マイアスキー場は7月31日、ロープウェイは11月15日に、それぞれ業務が終了。そこでスキー場について8月から来年3月分までの光熱水費などの諸経費を計上。
開田高原マイアスキー場
コロナ経済対策 宿泊助成 3300万円
補正の内容 収束が見通せないコロナウイルス感染拡大で影響を受けている観光事業者を支援するため、宿泊助成事業の経費として3300万円を計上。
 宿泊助成、いわゆるエール宿について、いつ頃から始めるのか。
 開始については国の状況を見ながら検討したい。
 県民割や名古屋の友好都市助成などと併用は可能か。
 県民割とは併用できる形にしたい。ただ、友好都市助成とは併用できない。