道路橋梁の整備に町民の強い要望
問 今回、栗本
跨線橋が整備の対象になっているが、老朽化した橋は町内に多くあり町民は困っている。長寿命化事業は、点検結果を点数化する等して、優先順位を決め町民の理解を得るべきでは。
答 栗本跨線橋(新開町組)は64年が経過し、最も老朽化しており危険度が高い。JRに架かる橋は工事費用が高く、交付金等で予算を確保する必要があるため優先順位は高くなっている。年内に町内全ての橋の点検結果がそろうので、長寿命化計画を見直し点数化等も検討したい。
問 財政調整基金等を活用して本庁、各支所で道路の改良・修繕を進めるべきでは。
答 道路メンテナンス事業補助金や地域づくり事業で進めているが、他の補助金等も検討して進めたい。道路が多く長いので費用を抑えてきた面もあるが、除雪や橋梁、地域づくり事業などには力を入れてきた。
災害が続き業者が追い付かず手がつかなかった事情もあるが、町民の生活に関わることなのでしっかりやっていきたい。
栗本跨線橋を視察する議員ら
学校給食の材料費高騰対策に676万円
問 給食費の保護者負担は増えないか。
答 給食費は公会計化されている。町の事業であるため保護者負担は増えない。
開田高原の光害防止対策 502万円
問 水銀灯のLED化による効果や星空を守るための光害防止の進め方は。
答 開田高原にある90基の水銀灯のうち西野地区から把ノ沢地区の40基を交換予定。上空へ漏れる光がゼロのLED灯にする。残り50基も来年度以降実施していきたい。
開田高原在住の木曽星の会の方から、星空に優しい防犯灯整備にと80万円の寄付をいただいた。
光害防止用のLED灯(イメージ)
732戸の空き家 今後の対策は
問 町内には732戸の空き家があるとされるが、今後の対策は。
答 空き家対策計画に基づいて進めていく。現在外観の目視による実態調査をした段階。今後は、空き家をどうしたいか、悩みは何かといった意向調査を実施し、分析・対応していく。
増えている空き家
地方創生臨時交付金追加分の使途は
問 物価高が止まらず生活はひっ迫している。町民一人1万円の木曽町物価高騰等生活支援給付金は大変喜ばれている。交付金の追加分で更なる支援をすべきでは。
答 交付金の使途に制約があり、子育て支援が主となっている。ある程度は子育て支援に配分する予定で検討中である。
相次ぐ水害で復旧工事が遅れている
問 上小川(黒川)の工事が遅れている。状況は。
答 昨年度の復旧工事がずれこんでいる。材料費等の上昇で補正予算を計上した。段階を踏んだ工事が必要で、河川工事終了後に発注する。林道については3カ所残っている。
問 日義地区宮ノ越の本町~中町は2年連続床下浸水し、木曽川へ直接排水できる水路設置に強い要望がある。
答 検討し図面ができてきた。なるべく早く予算化したい。
公共施設にコロナ検査キット等の配布を
問 行動制限が緩和され人流が活発化している。コロナ感染簡易検査キットの事業者への配布や購入費の補助等はできないか。
答 役場へ相談して欲しい。検討もしていきたい。
抗原検査キット
交通システムに環境配慮型バス
問 生活交通システムに環境配慮型バスを購入するが、その内容は。
答 国の補助金962万円で環境に配慮した電気バス(25人乗り)を購入する。開田高原線や木曽駒高原線に導入予定。