橘 由香里

たちばな 由香里ゆかり

地域共生社会の構築を

保健福祉課長 将来的に検討が必要だと考える


 当町の公共施設は多岐にわたる。ライフライン、道路橋梁等は必ず残さなくてはならない。淘汰、除却されるものとしては建物だと考える。公共施設等総合計画の中で集約統合された施設は、文化交流センターであるが、今後も集約統合を検討する考えはあるか。

総務課長 公共施設の在り方を検討する機関の設置も視野に入れて考えていきたい。特に集会所、分館施設は地域での維持管理が困難になってくると考える。集約統合を検討する必要があると思う。

 指定管理施設である「ひまわり」「うめばち荘」は公共施設である。老朽化は否めない。特に「うめばち荘」はボイラー設備が耐用年数を超え故障の心配もある。そこで幼老複合施設を提案したい。民間経営には国からの補助金も多額であるが、人材確保が困難との問題もある。町と社会福祉協議会が手を取り合えば人材の問題はない。こども園とデイサービス施設を統合することにより、直接・間接交流で相乗効果も期待でき、維持管理費も軽減できる。感染症対策等、職員の負担もあるとは思うが、メリットは大きいと考える。

保健福祉課長 「うめばち荘」のボイラー設備は耐用年数を超えているが、補助設備を設置した。現在は一定数の利用が双方にあり、すぐの検討はできないが、将来的には検討の必要があると考える。地域共生という面では、高齢者施設に障がい者の受け入れを検討するようお願いしている。

 社協のデイサービスは、住民最後の砦だと思う。今の結果ではなく将来を見据えて検討いただきたいと思うが。

保健福祉課長 社協のデイサービスは重要なものである。大切に残していきたい。



うめばち荘
うめばち荘