問 国全体でも大きな課題である少子化問題は今後さらに深刻化する。町の具体的対策は。
子育て教育課長 移住対策として専門員の配置や各種の子育て支援を重点的に行っている。
問 教職員の働き方改革や部活動改革、コミュニティスクールの充実などは進んでいるか。
子育て教育課長 校務支援システムや給食費公会計導入、コミュニティスクールを通じて地域文化の継承などに取り組んでいる。
問 教育委員会の「町の中学校は一つに」方針は議論が進んでいないが今までの対応は。
子育て教育課長 計画した懇談会がコロナ禍でできなかったが7月から再開し、アンケートも行い集計中である。今後さらに懇談会を進めていく。
問 検討中のジュニアスポーツ構想は子どもたちのスポーツへの挑戦や豊かな人間づくりが期待できる。統合に向け日義・開田小児童に木曽町中の見学会も計画しては。
子育て教育課長 今後、学校統合の議論が進めば児童交流・見学も進むと考えている。
問こども園から中学校まで10年以上少人数での学校生活は苦痛、という保護者の声や部活動など小規模校のデメリットが出ているが。
子育て教育課長 人間関係の固定化デメリットの声も届いており、今後も保護者や地域の意見を聞いていく。
問 長野県は未成年者の自殺が全国一で特に高校生の率が高い。子どもたちが極端な環境の変化に戸惑い悩むことが無いように、中学校で新たな出会いや新鮮な環境を作ることが必要では。
子育て教育課長 10代は人間的成長に多くの経験が必要であり、町も対策計画を作り相談会や居場所作りを行っている。
問 子どもたちのスポーツ・芸術の夢を応援するためにも、中学校統合の時期を早く決めるべきだと思うが。
教育長 懇談会やアンケートで意見を伺い、準備期間の検討も含め総合的に判断し、できるだけ早い段階で時期を示したい。