上田とめ子

上田うえだ とめ

DX推進 住民を取り残さない取り組みを

総務課長 希望する人を取り残さないようにする

 6年度の施策の柱の一つとしてDXの飛躍的な推進を掲げている。この事業、町の独自性はあるか。

総務課長 課題解決に向けた取り組みは独自の事業といえる。

 メリットとデメリットは何か。またデメリットへの対応は。

総務課長 メリットは、出かけなくても会議に参加できるため、時間や経費、消耗品や労力の削減などが挙げられる。デメリットは、環境整備と使いこなすための技量であり、きめ細かな情報分析と普及啓発活動である。

 マイナンバーカードを持たない人への対応は。

町民課長 従来通りの対応をし、取り残さない方向で行っていく。

 職員のスキルアップへの対応は。

総務課長 仕組みとして慣れていただき、研究を進めながらしっかりとフォローしていきたい。

独居の高齢者対策

 独居の高齢者を支えるネットワークづくりを。

保健福祉課長 検討していきたい。

 独居の高齢者はどのくらいか。個々の現状把握が大切であるが、その対策は。

保健福祉課長 5月末現在、1196人である。孤立化しないよう民生委員による安否確認等行っている。また、傾聴ボランティアや通所サービス、サロン、シニアクラブなどの支援を行っている。

 行政や地域など幅広い協力体制を作り、一人暮らしに適した環境づくりを進めることが大切である。具体策は。

保健福祉課長 緊急通報装置のほか、携帯電話のアプリを利用した見守りサービスも検討したい。

 高齢者を地域で支える安心のネットワークを作ることが必要である。

保健福祉課長 身近で協力できる方の活用も含め検討したい。

緊急通報システム
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