御嶽海関も出席
屋内相撲場で土俵開きの神事
総合トレーニングセンターの完成式が行われた6月27日、式典に続き屋内相撲場では土俵開きの神事が実施された。出羽海部屋の木曽合宿が同日から始まったこともあり、御嶽海関も出席。「こけら落とし」では地元木曽少年相撲クラブの子どもらと出羽海部屋の力士との熱い合同稽古も行われた。
出羽海部屋の力士と一緒にすり足などの稽古を行う地元の小学生や木曽青峰高校の相撲部員
自分に継ぐ力士出てほしい
神事では原久仁男町長や後藤茂之衆議院議員、千村孝男議長などに続き御嶽海関も玉串を捧げて土俵の安全を祈願した。
また、御嶽海関はあいさつで「自分も小学1年生からここで育った。小・中学生、高校生を鍛えてもらって自分に継ぐ力士が出てほしい。出羽海部屋もここでしっかり稽古を積んで名古屋場所で好成績を残せるように頑張りたい」と、期待と決意を口にした。
新土俵でさっそく合同稽古
神事が終わって「こけら落とし」では、さっそく2つの新土俵を使って、木曽少年相撲クラブの小学生や木曽青峰高校相撲部と出羽海部屋の力士らとの合同稽古が行われた。
大きな声を掛け合いながら最初に四股やすり足といった基本動作で体をほぐした後、御嶽海関も参加して押しの稽古を実施。子どもたちは力士の胸を借りて力いっぱいぶつかっていた。
4年後 国スポに出場したい
土俵開きでは力士と相撲をとったがどっしりして、重くてまったく押せなかった。力士はすごいと思った。令和10年、自分は高校1年になる。長野県代表として木曽町で行われる国スポに出場したい。
合宿などで使うのが楽しみ
新しい施設ができ初稽古や合宿、合同練習などで使えるので楽しみ。出羽海部屋力士との合同稽古はとてもいい経験になった。大分で開かれるインターハイでは80キロ未満級と団体に出場するので頑張りたい。