問 オーバーツーリズム防止補助金を使った事業で、遊歩道整備やウォーキングマップ整備について説明を。
答 城山遊歩道は標識整備や橋・歩道の補修、支障木伐採など計16カ所。旧飛騨街道(地蔵峠など)は看板整備19カ所、道路補修13カ所予定。ソフト事業でウォーキングマップを整備し観光案内所や宿泊施設に置いてもらう。
問 この補助金は国内外の観光客が急速に回復し、観光客が集中する地域でマナー違反や住民生活に影響が出ておりそれを防ぐための対策だと思う。遊歩道整備などは対象事業として適正か。
答 インバウンドは好んで山を歩いているが、点検をしたところ看板の痛みや案内板の不足という課題が見つかり、遊歩道の危険箇所も多かったため今回の事業となった。
問 この補助金は、多くの人が集まり過ぎて観光できないので緩和するために周辺整備をし、お客をそちらに送り込む事業か。それを行う事業者はどうなっているか。
答 中山道を訪れている観光客を御嶽山方面にも呼び込みたいという課題が以前からあり、今回この補助金が適格であるとして申請した。
ソフト事業については、世界や全国に発信できる事業者にお願いしたい。
問 インバウンドの人数把握をどのようにしているか。また旅館などの受け入れ態勢はできているか。
答 観光局の数値として昨年3000人を迎え、受け入れの準備はできている。通過型から滞在型観光に移行させていきたい。