問 教員の長時間労働の解消に向け町でできる施策を進めることは、教育の質の更なる向上となり、町外の子育て世代から移住先に選ばれる町につながると考える。取組状況は。
子育て教育課長 中学校部活動の地域クラブへの移行や、専科教員の加配で大きな負担軽減となってきている。今後も教員一人当たりの持ちコマ数が増えないようにし、授業準備や子どもたちと向き合う時間を確保できるよう取り組んでいきたい。
問 総合トレーニングセンターの位置づけは。
生涯学習課長 相撲での活用はもちろん、汎用性のある施設として進めてきた。トレーニングル―ムはスポーツや文化系活動の練習施設として、ストレッチルームでは専門家による健康講座を開催する等、日常的に活用できるよう予定している。
問 手厚い子育て支援で育った若者たちが進学・就職等で町を出て行く。帰って来たいと思っても帰って来られない状況がある。
町長 子どもは宝。今後もしっかりと子育て支援は充実していきたい。
ここで生まれ育った方にどうしたら戻ってきてもらえるかは、非常に課題も大きい。
高校生への企業紹介をしてきたが、小中学生にも取組を始めている。また、情報も大事。大学生等へ求職状況等をダイレクトに送るようなことも強化していかなくてはならない。親御さん等にこの町に愛着を持っていただけるかもポイント。若者に出会いの機会を提供する取組もしてきている。
多方面でさまざまな働きかけをし、町で生まれ育った方、他所で育った方に選んでいただける町づくりにしっかり取り組んでいきたい。