大目富美雄

大目おおめ 富美雄ふみお

古い火の見やぐらは撤去すべきでは

危機管理室長 消防団や地域の意向聞き対応したい

 役場本庁などの玄関に敷かれている御嶽山の写真を使った玄関マットについて、神聖な御嶽山を土足で踏みつけることになり違和感を抱く人もいる。古くなって取り換える際には無地か他のデザインのものを考えるべきでは。

総務課長 現在のマットは美しい村連合のサポート企業からの提案を受けて使用しているもので、地域のPRを担ってきた。住民から違和感がある、と言うような声は届いていないが今後、交換が必要となった際にあらためて検討したい。

 行政が設置した看板等で、著しく老朽化したものや当初の目的をすでに終えたものについては計画的に撤去すべきでは。

観光商工課長 町内には多くの標識や看板があり、耐用年数を過ぎて色や文字が薄れてきているものもあり定期的に補修を進めている。役割を終えたものや倒壊の危険性のあるものは優先的に除去していきたい。

 消防の火の見やぐらは情報伝達手段としての役割を終え、ホース掛けとしてもすでに使われなくなっている。老朽化したものは倒壊の危険性もあるので、安全性の確保という観点からも計画的な撤去が必要では。

危機管理室長 塩尻や松本などで撤去している事例もある。消防団や地域の意向を確認しながら、倒壊の恐れのあるものから優先的に撤去していきたい。

 開田高原の県道沿いの焼失家屋について、もう何年もそのままの状態で周囲の景観を著しく阻害している。撤去する方策はないか。

開田支所長 土地も建物も民間の建築会社が所有している。行政では取り壊せないので、引き続き会社へ交渉し、住民の不安を解消したい。

老朽化した火の見やぐら
老朽化した火の見やぐら