「住民の憩いと交流の場になって欲しい」と義仲館に隣接する「ともえ庵」で手打ちそばを提供する篠原さん。支所から経営を依頼され、今年の5月下旬から週末の土、日のみ営業している。友人の応援をいただきながら2人で店を切り盛りしているが、地元の人と旅人との交流拠点になればと願っている。特に地元の人には歩いて気軽に立ち寄って欲しいと料金設定も低く抑えた。「千円でざるそばと天ぷらが食べられる」のが大きな魅力だ。
値段は安くても決して手抜きはしない。シイタケや利尻昆布で出汁を取り、
メニューは季節の漬物が付いたざるそばとかけそばがメイン。このほかてんぷらや数量限定で日替わりの逸品としてジャガイモの煮っころがし、ナスの煮浸し、梅おこわ、そば寿司などを用意し魅力づくりに努めている。
行政に対しては「日義地区にも義仲館や本陣など施設ができたが、その後の掃除などを含めた管理体制をしっかりやって欲しい」と考えている。
議会から 町有施設の維持管理は、とても重要な問題。適正な管理が行われるように議会としても声を上げていきたい。