条例8件、補正予算3件、報告4件、認定8件、陳情3件、請願2件、発議5件 9月会議

 9月会議(通年議会)は9月6日から18日までの13日間の日程で開かれた。
 6人が一般質問を行ったほか町から提案のあった令和5年度一般会計や7つの特別会計の決算、補正予算や条例改正、まちづくり会社の事業報告などについて審議が行われ、全ての案件が全会一致で議決、認定された。

5年度決算
普通会計 124億8686万円
子育て支援・教育・福祉に力


歳入(収入)

木曽寮建設などで町債 20%増
 歳入のうち35億9156万円(28%)が自主財源、91億2324万円(72%)が国や県、借金などに頼る依存財源。自主財源のうちおよそ15億8755万円(44%)が町税(町民税、固定資産税など)で占められている。また、依存財源のうち52億5090万円(58%)が地方交付税である。
 町債は木曽寮建設(過疎対策事業債)や開田支所建設(合併特例債)などがあり対前年度2億7300万円(20%)の増。国庫支出金は新型コロナウイルスワクチン接種関連の国の負担金が減ったことなどにより2億6800万円(△23%)の大幅減になった。
歳入(収入)
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歳出(支出)

積立金に3億3000万円
 歳出は一般会計と診療所特別会計を合わせた普通会計が124億8686万円になった。全体の20%を占めている補助費等は、広域ケーブルテレビ工事や文化公園文化ホールの改修などに伴う分担金が減ったものの、木曽寮建設分担金3億1378万円などがあり決算はほぼ前年度並み。公債費は将来の元利償還金を抑えるため2億5480万円の繰上償還を実施したことなどにより4億4600万円(27%)の増。積立金は今後の公共施設解体撤去に充てるため、公共施設整備基金に3億3000万円の積み立てを実施したことから約3億5400万円(155%)の大幅増になった。
歳出(支出)
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町債(借金)と基金(貯金)の状況
令和6年4月1日人口 9,913人
町債(借金) 253億6000万円 町民1人あたり 約256万円
この内、約80億円が上下水道会計の町債です。
基金(貯金) 77億7000万円 町民1人あたり 約78万円
※町債(借金)の返済額の64%余りは国の交付税措置があるため実際の返済額はおよそ下記のようになります。
 91億円(町民1人あたり 約92万円)