ここが知りたい質疑 議案審議

当初予算

企画財政課
木工振興事業の内容は
 木工振興事業の木育推進と人材育成の内容は。
 おもちゃ美術館では木工・木育振興に結びつけながら、担い手確保や伝統食やイベントなどの体験を行いSNSで情報発信している。
 おもちゃ美術館の駐車場整備の内容は。
 現在、第1駐車場が70台、裏の駐車場が50台入る。来館者が多い時は狭いため、第1駐車場横に24台分を整備する。
親子連れに人気のおもちゃ美術館
地域おこし協力隊 位置づけは
 地域おこし協力隊の皆さんはさまざまな形で協力いただいている。位置づけや評価は。
 協力隊には自分がやりたい提案型と、町が仕事をお願いする委託型があり、提案型が多い状況。担当各課と連絡を密にし、一方で自由度を持ちながら町の情報発信や定住をしていただきたい。
総務課
ペーパーレス化で節約金額は
 職員のパソコンのモバイル化と資料のペーパーレス化を目指す行革加速化、DX事業で、パソコン台数及びペーパーレス化による経費節約の金額は。
 約5年ごとにリプレース機器の更新を行っており、今回デスクトップ型からノート型へ約310台入れ替える。ペーパーレス化ではコピー用紙11万5200枚で7万6000円節約できる試算である。
全員公費の交通災害共済 手続きは
 交通災害共済の掛金が全員公費負担に拡大するが、対象年齢や手続きはどうなるか。
 今までは18歳以下と75歳以上などが無料だったが、新年度から町民全員が対象となり掛け金を公費負担へ拡大する。
 手続きは町で一括加入するため区や組での手続きはなくなる。
防災計画改定 全体で取り組むべき
 防災計画改定について、能登半島地震を見ると家屋倒壊が非常に多く、耐震化計画など全体的、庁内横断的に取り組む必要があると思うが。
 町内の建物の耐震化率は70%ぐらいで、この防災計画を改定する中で水道施設や住宅施設も対象に各課横断的に取り組みたい。
町民課
移住を想定した取り組みできないか
 広域的地域活性化基盤整備法では、都市と地方の協力を促進し地方の発展を支援することを目的とし、先進地域では移住を想定した取り組みをしている。情報発信の他にも取り組めないか。
 調査研究をして木曽町に有効なものを考えたい。今年度、移住に関するガイドブックをリニューアル制作している。
移住者向けのハンドブック
書かない窓口とは
 書かない窓口対応機器の具体的内容は。
 町民課や保健福祉課、子育て教育課、各支所に計6台配置する。マイナンバーカードで本人確認(住所、氏名、生年月日、性別)を自動入力し、必要な申請書に記載だけするイメージである。マイナンバーカードの更新、国保の人間ドックの申請など利用の多い申請項目から順次対応していく。
 マイナンバーカードが無ければ利用できないのか。
 今回導入する機器はマイナンバーカード対応である。2月末現在、町内のマイナンバーカ―ド申請は87%、交付率は78%である。
定住支援事業とは
 定住支援事業とは具体的に何か。
 移住に関する情報発信をするサイトの発信力の充実である。中学生、新成人などへアプローチをしてUターンを増やしたい。
保健福祉課
建築資材高騰で懸念材料は
 障がい者支援施設整備事業で、建設資材費等非常に高騰している。工事に向けて懸念材料はないか。
 設計を進める中、原材料価格が20%、労務費15%上昇。今後も価格高騰等考えられるが、現時点ではそれらを見越した予算である。
 この施設は、地域社会との交流を促進する地域活動支援センターを併設している。その背景と利用者数は。
 木曽町には初となる地域活動支援センターで、地域住民と利用者の交流が促進でき、開かれた施設を目指すことを基本理念とし、社会参画を支援する施設をコンセプトにした。利用定員は10名を予定している。
キャッチアップ接種 進め方は
 定期接種とキャッチアップ接種(ワクチンの接種機会を逃した人への対応接種)の具体的な進め方は。
 対象年齢期間に接種していない方には周知して接種を促進する。
診療所のPRを
 以前の診療所は平日毎日診療していたが、医師確保が困難なため週2日の診療になっている。診療日などのPRを、広報紙などを通じてできないか。
 現在、診療所の情報は役場だよりで行っている。ケーブルテレビを利用した周知方法も考えたい。
以前は毎日診療していたひよし診療所
自殺対策 視野広げた取り組みを
 暮らしと健康の相談会として、健康相談、法律相談とあるが、若者に対する自殺対策で視野を広げた取り組みはできないか。
 残念ながら、長野県も木曽町も自殺率が高い。LINEを利用して自殺防止に向けた集中的な啓発を行い、CAPプログラムの研修を園児、児童生徒、保護者を対象に拡充していく。
建設農林課
景観整備が必要ではないか
 「林道維持管理事業」で支障木の伐採についてふれているが、木曽町はどこからでも御嶽山が見えることをアピールしてきた。木曽駒高原一帯では木が大きくなってほとんど見えない。森林環境譲与税のような制度を活用して支障木の伐採ができないか。
 眺望については多くの箇所から言われている現状で、課題だと思っている。観光系の補助を使って景観整備をしたが、補助率が低く大きな面積は難しい。財政サイドとも相談しながら、町のシンボル御嶽を見られる環境を作っていきたいと思っている。
支障木伐採の場所は
 新規事業である「みんなで支える森作り事業」は、豪雨や豪雪によってライフラインに影響を及ぼさないよう道路沿いの支障木を事前に伐採する保全対策事業と認識している。場所はどこか。
 木曽駒の冷水公園への町道で、延長200m 奥行き15mの範囲の伐採事業である。
 近年は考えられないような豪雨や雪による被害があちこちにある。今後このような事業はやっていくのか。
 県の補助を活用する事業であり、各行政区あるいは地域の方々からの要望を受け現地確認した上で県に申請していきたい。
ライフラインの保全対策として要望の多い支障木伐採
木の産業づくりの運営体制は
 新規の「木の産業づくり事業」は木曽森林組合と町が協力して実施すると聞いている。運営体制と業務内容は。
 木曽森林組合の中に作る新たな課に町職員を派遣する。町からの職員は元県職員や職員ОBなどを考えている。新設する課の業務内容は調査や森林所有者への説明、地元説明会の開催、プラン提示、森林経営計画の策定、補助金の申請などを現時点では考えている。
森林環境譲与税の用途は
 森林環境譲与税の用途の説明を。
 木曽町には来年度、おおよそ8600万円ほどの交付が見込まれる。道路から100mから50mの範囲内で候補地の選定をしたいと広域連合にお願いをしている。
Jクレジットの状況は
 森林管理等により温室効果ガスの削減権利を転売できるJクレジットに対して、今後どう考えるのか。
 町が持っているクレジットの額が今ゼロであり、令和6年度に新たな申請を予定している。
さらなる有害鳥獣対策が必要では
 有害鳥獣対策事業で猿の位置情報システムの導入とあるが、GPS機器や基地局の増設も必要では。
 今回は予算の範囲で対応している。今後も継続して計画していく。
観光商工課
中島公園の遊具は
 「福島観光施設管理事業」の中島公園遊具設置の内容は。
 以前の遊具は安全上の問題で撤去したが、子育て中の方々から遊具の問い合わせがあった。そこで地区と子育て世代の方々の意見を反映して予算計上した。
電子マネー支援の内容は
 産業促進化DX事業で、ギフトきそふくしま協同組合が行う電子マネー事業支援の内容は。
 現在のカード型のポイント事業をスマホでも使えるようにする。また新たなサービス付加をしていきたい。スマホだけだと使えない町民も出てくるので、今のカードも併用して使えるようにする。現在80店舗ぐらいが加盟しているが、令和6年度は60店舗ぐらい増やし、さらに最終的には200店舗ぐらいにしたい。
開田支所
木曽馬保存活用計画とは
 木曽馬保存活用計画策定事業では、どんな取り組みをするのか。
 天然記念物である木曽馬の登録事業を進めているが、県の文化財保護審議会は「保存計画を策定し、指定のルールや継続した保存活用に関して明記したうえで審査をする」ということになっており、2年をかけて計画の策定を行うもの。
のんびり草を食む木曽馬
ヘルシータウンの状況は
 ヘルシータウン事業に関して最近の状況は。
 ヘルスツーリズムの利用者は令和4年(205人)と比較して2.5倍(令和5年540人)になっている。県内外の医療法人、人材派遣会社の研修等に利用されてきている。また、愛知県の健保組合などと協定を締結し自立に向けて営業努力をしている。
ダイジェスト版の策定予算は
 住民周知のために、景観まちづくり計画のダイジェスト版策定予算は計上されていないのか。
 県の元気づくり支援金を申請している。
やまゆり荘の経営状況は
 直営で行っている日帰り温泉施設やまゆり荘の経営状況は。
 支出が年間約4700万円、収入約1700万円でおよそ3000万円のマイナス収支になっている。
 やまゆり荘に関してスキー客だけでなく、近隣住民の利用促進をする考えは。
 住民に対しPRチラシの配布やお風呂プラス何かの魅力を模索し、誘客を図りたい。
 大広間とか大浴場の利用頻度は。
 今のところ横ばい傾向だ。
福祉企業センターの今後は
 福祉企業センター事業の内容やこれからの進め方は。
 当施設は就労支援事業所のB型に位置付けられている。重要な施設だと思っている。これからどう扱っていくかについては、関係部署と整合性を図りながら検討していく。
開田支所建設理由の周知を
 開田支所建設に関して、高額すぎるとか本当に必要かなど新聞折り込みに書かれているが、建設理由について住民周知を図ってほしい。
 建築から55年で老朽化も進んでおり、地域の防災拠点として脆弱なものがあり建築に踏み切った。必要性については折に触れPRしていきたい。
日義支所
用水路の改修どう進める
 3年前に起きた水害の対応で用水路の改修事業はどう進められているか。
 水路のバイパス工事については詳細設計を含め、4月以降の補正をお願いし進めていく。
本陣前の水路
指定管理申請に違和感
 義仲館の指定管理について、申請されている団体の現状認識について違和感を覚えるが。町の考えは。
 今までの施設の管理について、直営施設なので違法だったなどという認識はない。今回の指定管理申請に関しては他に選択肢が見つけられなかったので提出した。精査不足は否めない。
 指定管理申請書が提出された際、地元の住民の意見を聞き、訂正等の働きかけは申請団体にされたのか。
 指導は特にしていない。
 義仲館の管理運営費の中身は。
 指定管理を想定したものではなく、管理をしていく上ではどうしても人件費などがかかる。その予算計だ。
三岳支所
トイレ1か所にする理由は
 太陽の丘公園のトイレについて、2か所を1か所にして建て直すようだが、どのような考えか。
 建物の老朽化と利用者の減、コスト削減も考え実施に踏み切った。
三ノ池ルートの改修は
 御嶽登山道の整備に関して、三ノ池ルートの改修は含まれているか。その予算は。
 予算は登山道全体の修繕で316万円。修繕か所については現地を確認して進めていく。
 観光施設整備については来年度以降も実施していくのか。
 住民の意見も集約して進めていく。
水をたたえる神秘的な三ノ池
環境水道課
2つの協議会 責任のあり方は
 地域交通システム運行事業について、木曽町の公共交通協議会と木曽地域公共交通活性化協議会の責任のあり方はどうなっているのか。
 郡の木曽地域協議会は、主要幹線4路線を所管し、木曽町の協議会は町内の循環系統、デマンド、70タクシーを所管することになっている。
 地域脱炭素推進交付金事業計画策定の内容は。
 環境基本計画の目標を達成するため、より具体的に行動計画を策定し、脱炭素を進めようというもの。
子育て教育課
使用済みオムツ 現場の声は
 使用済みオムツの処分について、現場の先生や保護者から聞いていることはあるか。
 アンケート等を書いていただき、事業の評価はいただいている。
 自動紙オムツ処理機の導入は検討できないか。
 保育士へのヒアリングがまだできていないが検討してみたい。
 こども家庭センターの内容は。
 こども家庭センターは児童福祉法と母子保健法の両方に位置付けられている。両方の分野を一体的に行う組織としてスタートさせる。こども家庭センターでの支援は園児、小中学生までと思いがちだが、若者の悩み、問題解決にも取り組んでいく。要保護児童対策協議会や児童相談所等との連携も強化していく。
保育士1人のこどもの人数は
 国は4歳から5歳児において、こども30人に保育士1人を、25人に1人に改善すると言っているが町はどんな取り組みをしているのか。
 現状は国の基準が手厚くなってもまだ、我が町のほうが手厚い状況だ。
登校時間 遅らせないか
 三岳小学校では子どもの登校時間が早くなっているが、もう少し遅らせることはできないか。
 今見直しをかけている。
制服の組み合わせ どう考える
 令和8年中学校が統合するが、制服の組み合わせ方法を自由にできることについてどう考えるか。
 学校の校長会の中で取り上げていく課題だ。多様性という中でどんな方法がいいのか相談をしながら進めていきたい。
学校のエアコン等の状況は
 学校のトイレの洋式化、エアコン設置の進展は。
 トイレの洋式化は令和6年度が終わると開田小のみとなる。エアコンについては日義中の一部と開田小中、三岳小が残る。
 体育館などのエアコン設置工事については計画されているか。
 体育館については普通教室の設置後検討する。
生涯学習課
木曽音楽祭 予算少ないのは
 木曽音楽祭に関して、昨年より予算が少なくなっているが理由は。
 昨年は補正予算で200万円を追加しており、6年度も芸術文化振興基金300万円を申請している。50回記念のため元気づくり支援金も申請中だ。
 長い間、木曽音楽祭を企画する事務所が手を引くと聞いている。これに関する6年度の見通しは。
 今までやっていただいた事務所から後継会社の紹介もあり、50回からスムースに運営できるようにしていきたい。
 木曽音楽祭、水無神社例大祭は木曽町のビッグイベントなので町全体として体制を整えるといいが。
 中心市街地の商店、商工会、観光局など多方面に声がけをして取り組んでいきたい。
 バイオリン木曽号活用事業について、もう少し予算が多くてもいいと思うが。
 今まで演奏家が神奈川から来ていたが、来年度は岐阜からを予定。いくらか縮小に見 えるが、中身は充実さ せていく。
50回を迎える音楽祭
町文化財の被災対応は
 町の文化財が被災した場合、どんな対応をしているのか。
 木曽町文化財保護事業補助金制度を使っていただくことになる。2分の1以内で500万円上限の補助金があ る。
公民館長の立ち位置は
 4地域にある公民館長の業務上の立ち位置は。
 公民館長は会計年度職員で、公民館行事について教育事務所職員と連携をし、公民館行事を総括する仕事をしている。
相撲場整備 大会に支障は
 相撲場周辺整備について、4月から7月まで多くの相撲大会が行われるが支障は出ないか。
 工期については大会や合宿が終了した8月からを見込んでおり、来年3月までの工期を予定している。
多くの大会が行われる町民相撲場

工事請負

建設工事請負変更契約の締結
総合トレーニングセンター 651万円増額
議案の内容 木曽町新開七笑に建設中の総合トレーニングセンター工事について、鉄骨周りの仕上げに木曽町産材を使う予定であったが、節が多くひび割れの可能性があるため使用できず一般から購入するため。契約変更額は651万円増の7億4901万円。契約の相手は神稲・倉本・中田特定建設工事共同企業体。
 変更事由に「木曽町産材で確保できない仕上げ木材の確保のため」とある。具体的にどういうことか、早期に分からなかったか。
 町有林の木材で仕上げ木材を作りたかったが、節目が非常に多く調達できなかったためやむを得ず購入することとなった。
 請負業者が決まってから中を見て分かった。
 38%も建設費用等が高額になっている中で苦心して何とか減額という形でやってきたが難しかった。地域材、県産材を使って木曽らしさはしっかり出していくので理解いただきたい。
景観に配慮した総合トレーニングセンター(イメージ)
建設工事請負変更契約の締結
開田支所は岡谷・開田共同企業体
議案の内容 開田支所改築工事について、岡谷・開田特定建設工事共同企業体(代表・株式会社岡谷組木曽営業所)と請負契約を締結。金額は3億140万円。契約方法は指名競争入札。
今年度、本格的に工事が始まる開田支所敷地

条例

木曽町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
補償基礎額の最低額9100円
議案の内容 木曽町消防団員等公務災害補償条例の補償基礎額について、最低額8900円を9100円に改めるもの。施行期日は令和6年4月1日。
木曽町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
会計年度任用職員に勤勉手当支給
議案の内容 地方自治法の一部を改正する法律が令和6年4月1日から施行され、会計年度任用職員の勤勉手当について支給が可能になることに伴い、所要の改正を行う。施行期日は令和6年4月1日。
木曽町第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
議案の内容 第1号会計年度任用職員の改正事由と同様で、勤勉手当について支給が可能になることに伴い、改正を行う。施行期日も同様。
木曽町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
育休の会計年度任用職員に勤勉手当支給
議案の内容 育児休業をしている職員の勤勉手当の支給について、会計年度任用職員の除外規定を削除し、支給を可能にする。施行期日は令和6年4月1日。
木曽町公共下水道条例の一部を改正する条例
六価クロム化合物の排水基準強化
議案の内容 下水道等からの放流水に関する排水基準が改正されたことに伴い、六価クロム(注1)化合物の排水基準を1リットルにつき0.5ミリグラム以下から0.2ミリグラム以下に改める。施行期日は令和6年4月1日。

(注1)六価クロムは強い毒性を持ち、溶液に触れたり、非常に細かい粒子を吸い込んだりすることによって手足や顔などに発疹が起こり、皮膚や粘膜にも炎症が生じることが知られている。

指定管理

否決
義仲ふるさと広場及び日義特産物等販売施設の指定管理者の指定
おんたき資源再生機構の指定管理
議案の内容 義仲ふるさと広場及び日義特産物等販売施設の指定管理を一般社団法人おんたき資源再生機構(王滝村、熊木雄治代表理事)に指定するもの。指定の期間は令和6年4月1日から令和9年3月31日までの3年間。
※ 議会は採決を保留し、申請書の内容や経過について調査・検討を行い再度採決に臨んだ。
全員協議会の質疑
 人件費600万円の見積りの根拠は。
 4月から月・火の休館日を2回設け、週末は2人体制を取るということである。
 また、イベントや企画展を計画しているので、その際はスタッフも増えるといったところでの人件費が増えてくると考えている。
 定期寄付年額3000円を募り年間200万円を目標とするとあるが、遂行については甚だ疑問である。町はどのように評価してこれを認定したのか。
 あくまでも目標と聞いている。義仲館等の周知も含め郡内等の企業や自治体を回り、義仲をPRしながら寄付をお願いしていければと聞いている。強制ではない。
 なぜ指定管理にしなければならないのか。
 公共施設の管理は直営または指定管理である。リニューアル後さまざまな企画展やイベントを通じて入り込み客を増やしてほしかったので、当初から指定管理にしたかったが、そういった団体が見つからなかった。やむなく直営でやってきたが今回、団体が見つかった。計画書を出していただき、選定委員会で決定したので議会で認めていただきたい。
 令和6年度当初予算の管理運営委託料と申請書の指定管理料の差額の扱いはどうなるか。
 指定管理料は、この団体と協議して基本協定書等を締結するときに取り決めをする。現在は直営の予算を上程している。指定管理料は、光熱水費、管理料、賃金等を積算するので、指定管理になった場合は予算の組み替えが必要になる。申請書の指定管理料は、団体による試算であるので、もう一度精査をして、補正させていただきたい。
 昨年10月に管理者が変わったことについて経過説明を。また、10月から2月の開館日数は何日か。
 木曽アーツの代表が病気で撤退したので後任を当たった。人手不足等でなかなか見つからなかったが、アルバイトスタッフを通して、一般社団法人おんたき資源再生機構にお願いできることになった。開館日数は84日である。

本会議
反対討論(上田議員)
 町はこれまで指定管理の方向で進めてきたが、申請者との間で十分な協議の時間が取れず、申請者の意図をくみ取る上でも不十分な面があった。また、地域住民に対する説明不足があった。そして申請の事業計画書について、文言の整理が必要な面があったにも関わらず、十分な精査が行われていなかった。これらの理由により反対とする。
賛成討論
 なし
採決結果
 不採択(起立による採決が行われ、賛成がなく否決された)
指定管理者が決まらなかった義仲ふるさと広場

道路認定

町道4路線を認定
議案の内容 次の通り4路線を町道に認定するもの。
路線名 起点の地番
終点の地番
上万郡9号線 木曽町福島2051番4
木曽町福島2052番
中島9号線 木曽町福島6229番4
木曽町福島6229番3
上村西線 木曽町日義1744番19
木曽町日義1744番27
学校西線 木曽町日義1795番
木曽町日義1807番3
 交通量、歩行者が多い道路が認定された。認定によって安全面の対策はなされるか。
 カーブミラー等安全対策について検討したい。
 舗装されている道路が認定されるのは忘れていたからか。
 認定や廃止の認定は、毎年委託して調査している。航空写真と道路台帳との照合によって未認定と確認できたので新たに認定した。
 行き止まりになっている道路が認定されている。その先に道路計画があるか。
 道路の計画はないが、畑がある等利用用途があるので認定した。
 道路は地方交付税算定の基礎数値の一つであるので、漏れ、廃止については調査しながら反映させていきたい。

同意

人権擁護委員の推薦について
人権擁護委員に村上むらかみ明美あけみ
議案の内容 人権擁護委員に村上明美氏(三岳)を推薦するもの。任期は令和6年7月1日から令和9年6月30日までの3年間。
村上明美氏(三岳)

発議

木曽町議会議員の請負の状況の公表に関する条例の制定
議員の請負状況公表し
透明性確保
議案の内容 地方自治法の一部改正により、議員の請負の状況を公表することにより透明性を確保し、議会運営の公正、適正を図る。