問 木製ガードレールについて、地域協議会では毎年木材保護塗料の塗布作業を行っている。その経緯は。
開田支所長 腐食した木製ガードレールの丸太について、建設事務所へ交換を要望しているが予算の制約もあり難しい。そこで長持ちさせるため防腐剤等を支給していただき、地域協議会が中心になって塗布作業を実施している。
問 主に国道に設置されている木製ガードレールは、かなり腐食が進み深刻な状況。今後どうすべきか検討すべき時期に来ているのでは。
建設農林課長 機能が維持できる間は活用し、その後は景観色を採用した鋼製に取り替えたい。木曽建設事務所も同様の考えである。
問 鋼製ガードレールの耐用年数は。また、町内に耐用年数を超えたものがどのくらいあるか。
建設農林課長 一般的には30〜40年といわれている。破損や腐食による錆が見られず、機能的に問題がなければできるだけ長く使うようにしている。耐用年数が超えたものについては把握していない。
問 今後、ガードレールの更新予定はあるか。
建設農林課長 除雪や衝突事故などにより支柱やレールが破損した場合に取り替えを行っている。定期的な取り替えは行っていない。
問 ガードレールの色について、国土交通省の景観ガイドラインではダークブラウン(こげ茶色)やグレーベージュ(薄灰茶色)など景観4色が使用できるようになっている。どのような使い分けをしているのか。
建設農林課長 近年、国道や県道も景観色を採用するケースが増えている。町道についても更新の際には、積極的にベージュ系の景観色を採用するように努めている。