10月会議

補正予算1件  木曽町議会10月会議(通年議会)は10月20日、1日のみの日程で行われた。
 町から提案のあった令和4年度一般会計補正予算について審議を行い、コロナ経済対策や価格高騰緊急支援給付金支給事業など1億5700万円余りの追加予算が全会一致で議決された。

補正予算

子育て世帯商品券給付 1436万円
内容 緊急地域経済対策事業として18歳以下の子どもや林業大学校学生、木曽看護専門学校学生に、町内で使える1万円の商品券を給付する。対象者は1320人。
開田小運動会で旗拾いに参加したこども園の園児ら
冬季観光施設利用助成 2055万円
内容 町内スキー場のリフト券購入者へ町内店舗で利用できる商品券(500円)を配付するもの。配布枚数は4万枚。
物価高騰緊急支援 6896万円
内容 原油価格や物価高騰に対する緊急支援として、住民税均等割非課税世帯(1350世帯)1世帯当たり5万円を支給。
生活困窮世帯緊急支援 1110万円
内容 価格高騰に対する緊急支援として、住民税均等割・所得税非課税世帯(350世帯)1世帯当たり3万円を支給。
農業者燃油価格高騰対策支援 180万円
内容 認定農業者に対し燃油価格高騰対策支援として、燃料費を補助するもの。前年度と比べ上昇した分(約10%)を基準として、その2分の1を補助する。該当者は28人(3団体含む)。
福祉施設等燃油価格高騰対策 1400万円
内容 高齢者施設や障がい者施設、医療機関、薬局などに対し燃油価格高騰対策支援として、燃料費を補助するもの。対象施設は47か所で県の基準単価等によって算定する。
給食用備品購入費 50万円
内容 開田小・中学校、こども園に給食用の野菜ストッカーを購入する。
 内容の詳細は。
 今まで3施設に野菜等を納品していた地元業者が廃業するため、地元の他の業者に当たったが断られた。松本の業者が週に3回来ているのでそちらにお願いし、野菜等を2日間ほど保管するためのストッカーを購入するもの。
 町内で賄うことにはならないのか。冬場だけなのか。今後の状況は。
 福島からは遠いということで今、週3回来ている松本の業者に話をして、年間を通じて納品していただくように進めている。
 地産地消ということもあるので、ぜひ地元の野菜や地元業者を使うようにしていただきたい。
 これからもハクサイなど地元の野菜は農家を通じて仕入れるが、地元にないものは松本の業者から仕入れることになる。
スキー場調査委託料 168万円
内容 木曽福島スキー場と開田高原マイアスキー場について、経済波及効果を調べるため市場調査を委託するもの。
 スキー場の調査ということであるが詳細は。
 現在の数値は平成29年と、6年以上も前のデータでかなり古いため、今後のスキー場のあり方についても検討するため市場調査を行うもの。
 スキーに来てくれたお客さんに対する聞き取りやスキー場にアンケート用紙を置いて書いてもらう方法等により実施する。
 御岳ロープウェイについては、今後調査する予定はないか。
 次の経営者を現在募集しているところなので、やるとすれば来シーズン以降になると思うが、今後検討したい。
木曽福島スキー場
ロープウェイ施設管理 540万円
内容 御岳ロープウェイについて、11月15日に施設管理者のアスモグループが撤退後、次の事業者が見つかるまで町が施設管理を行わなければならず、そのための光熱水費や燃料費など。
 管理委託料、とあるがどこに委託するのか。
 光熱水費の支払いは町で直接行うが、週1度程度現地を確認する必要があり、それを今まで行っていた人に委託したい。
 11月で営業を止めてしまうのに、光熱費の経費がかかり過ぎではないか。
 スキー場とロープウェイをやる前提で整備した施設であるので、冬期間も水抜きなどができない設計になっている。したがって冬場でもボイラーを運転し凍結を防ぐ必要があり、そのために一定の光熱費がかかってしまう。
 (新たな経営者が確定した)マイアスキー場の維持管理費の不用額はいくらか。
 10月1日から豊実精工で光熱費を負担しており、10月から3月までで不用額は600万円である。
御岳ロープウェイ