問 献血による輸血用血液の安定供給のためには、特に若年層の方々の献血への理解と協力が不可欠です。高等学校における学校献血として、体への負担が少なく年齢と体重の基準が緩和される200mL献血を推進することで、その後の献血への動機付けにもなると考えますが、いかがですか。
答 現時点で、県内の血液供給に支障は出ていませんが、今後、人口減少・高齢化が一層進むなか、現状のままでは血液供給がひっ迫する事態も想定されるため、若年層の献血を促進し、将来に向けた献血人口を確保していく必要があります。若年層の初回献血として200mL献血を実施することは一つの好機であると考えますので、三重県赤十字血液センターに対し、献血バスでの200mL献血の実施について、積極的に働きかけます。
200mL献血
全血献血には200mL献血と400mL献血があります。採血には複数の基準があり、このうち年齢と体重の基準は以下の表のとおりです。
全血献血 | 男 性 | 女 性 | |
400ml | 年齢 | 17歳~69歳 | 18歳~69歳 |
体重 | 50kg以上 | ||
200ml | 年齢 | 16歳~69歳 | |
体重 | 45kg以上 | 40kg以上 |
ただし、65歳から69歳の方については、60歳に達した日から65歳に達した日の前日までの間に採血が行われた方に限ります。