問 市販薬等のオーバードーズ(過剰摂取)は、急性中毒による意識障害や錯乱などを引き起こし、命に関わる危険があります。東京では若者のODが増え続けており、地方への波及も考えられます。ODの防止対策、なかでも救急搬送後のサポートについて、県の取り組みを伺います。
答 県では、学校での医薬品の適正使用の啓発や、ドラッグストア等への販売規制の周知徹底、こころの悩みへの相談対応や、自助グループ・依存症治療拠点機関等と連携した生活支援・専門治療の受診調整など、「未然防止・入手防止・再乱用防止」の各段階における取り組みを一体的に進めています。
また、救急搬送された方が専門医療機関や相談窓口につながるよう医療機関に案内の協力を依頼しており、引き続き市販薬の乱用防止に努めます。