問 本年6月、農業の憲法ともいわれる「食料・農業・農村基本法」が改正され、基本理念に「食料安全保障の確保」が定められました。現在県が進めている「三重県食を担う農業及び農村の活性化に関する条例」の一部改正や同条例に基づく基本計画の見直しに、どのように反映していくのか伺います。
答 食料安全保障に対する県の役割は、安全・安心な農産物の安定的な生産および供給であると考えており、条例の改正にあたっては食料自給総合対策調査特別委員会からの提言も踏まえ「自給力の向上」を新たに位置付けます。また、基本計画でも、農畜産物における食料自給力の強化に注力して取り組みます。引き続き、農業関係者等の意見を伺いながら、「食料・農業・農村基本法」の基本理念に対応して、条例と基本計画の見直しを進めます。