上田とめ子

上田うえだ とめ

スキー場等の今後の方向性は

観光商工課長 約10年を区切りとする考えである


 現在町は、木曽福島スキー場と御岳ロープウェイを指定管理にしている。一般財源の投資などこの間、町の財政に少なからず影響をもたらしている。今後の整備計画が示されているなかで一定の方向性が重要である。基本的な考えは。

観光商工課長 先に町長が表明したとおり、新しく架け替えることは財政的に不可能であり、約10年を区切りとする方向である。経営上やむを得ない修繕工事以外は投資しない方針である。ロープウェイは、登山基地の役割があり、索道がなくても施設整備は必要である。

 全国的にもスキー人口の減少は顕著である。この先、何十年もスキー場等の施設が続かないと思うが、その時、それに代わるスキー場等に頼らない町づくりが大事であるがどうか。

観光商工課長 地域経済に大きな役割を果たしてきた。これから同等の代替え事業を考えたい。

 住民の皆さんが暮らしやすい町のために何をやるのかを研究していく必要がある。

観光商工課長 住民の参加も含め協議したい。


「ななまるタクシー」の運営

 「ななまるタクシー」は、交通弱者の交通手段を確保することによって、住民福祉の増進を図る目的で運行されており、利用者から非常に喜ばれている。しかし「登録していないが、ななまるタクシーをお願いしたい」と言う人もいるなど、徹底の必要性と周知の仕方など検討が必要ではないか。

環境水道課長 手続きは確実に行われ、登録しなければ利用できないと考える。運行会社の聞き取りでも適正に行われていると判断している。周知の徹底は当然のことであり、公共交通全体を見据えて議論していきたい。



木曽福島スキー場
木曽福島スキー場