硫黄島は、強制疎開から80年が経つ。旧島民の方々も1世の方々がお年を召され、2世3世の方たちが跡を継ぎ活動を継続している。島に帰してもらえず、先祖や軍属で残り戦死された方々も多くいる。船での墓参も断念せざるを得なくなり、飛行機での墓参を検討。多くの方々が訪島できるように村も頑張っている。80年を経て半数の遺骨が未収集。苛立ちを隠せない。元総理が自ら「一日でも早くご家族のもとへ帰す」と言われた事業。国の責務の大きさを痛感する。
予算特別委員会も終わり、一部人件費を含む財政支援団体への補助金については、指導が必要になる事態も見受けられる。長年の支援の弊害なのか、しっかりと指導を行い、支援の在り方を適正化していかなければならない。支援団体がしっかりと組織として規約や規程どおりの運営を実施すべきと審査報告が行われた。議会も若い方が入り、議論も活発化しているが、色々と指摘も受けている。議員の仕事を最優先することが必須となる。一般の会社員とは異なる。税金から報酬を頂いている。1年を振り返りさらに襟を正していただきたいと思う。
安藤重行