稲垣勇

稲垣 勇

母島のシロアリの現状と今後の対策について。
環境課長…北部の群飛調査を強化。
環境への安全担保しながら取り組む。
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 母島のイエシロアリの現状と。今年度のシロアリ対策結果について。

 北港から西浦橋までの羽アリの捕獲用ライトトラップを28箇所、9日間夜間の群飛調査実施。昨年比、約1.5倍増。効率的な営巣発見と駆除手法対策の強化に務める。集落付近調査では蝙蝠谷仮置き場、元地、静沢の集落内、評議平のリレーセンターや評議平残土置き場、中の平草置き場等43箇所でライトトラップ設置し、39日間調査、1頭も捕獲が無かった。

 北部の群飛数が増加している。今後大規模な群飛が続くと集落で生息域が拡大すると懸念するがその対策を伺う。

 現場従事者、内地の専門業者と協議し、群飛調査強化等の効率的な対策強化を図っていく。

 シロアリ対策では薬剤を使用しているが、薬剤による自然環境に与える影響調査の3年間の報告を伺う。

 調査結果から現状の液体散布を中止し、今後、母島の山域の薬剤使用は粉剤とベイト剤を基本とし環境への安全も担保しながら、決して対策を弱めることなく取り組む。