問 戦後74年が経ち、戦争を知っている人々が90歳を超えてきています。戦争が風化してきており、私も、伊勢市で空襲があったことを伝えていく活動を行っています。一方で、戦争がバーチャル化しているのではないかとも感じています。
各学校において取り組まれている平和教育の現状と、今後の取り組みについてお聞かせください。
答 県立高校においては、毎年、56校中40校前後の学校が、修学旅行で沖縄や長崎、広島を訪れ、戦争の悲惨さや平和の尊さについて学んでいます。県としましては、今後も引き続き、授業や修学旅行等で平和や国際理解をテーマにした学習を進め、戦争の記憶が風化することなく引き継がれるよう取り組んでいきます。