問 第3次三重県食育推進計画を達成するための環境づくりは重要なことです。特に子どもたちに食育を教える事は、徳育よりも知育よりも体育よりも食育が先との考えがあります。子どもたちの将来を考えると教育現場で食育を進める栄養教諭の役割が重要と考えます。そこで、現状の学校に配置されている栄養教諭の数と今後の考え方についてお聞かせください。
答 法律の基準に基づき、今年度は公立学校の120名に加え、県・市教育委員会の5名を合わせ、計125名の栄養教諭を配置しています。栄養教諭の必要性は増しており、配置基準を改善するよう国に要望を行っています。今後も、子どもたちの健やかな成長のため、各市町における食育の取り組みを支援していきます。
食育
食育基本法では、食育を「生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、さまざまな経験を通じて『食』に関する知識と『食』を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる」こととしています。