問 近年、観光客やインバウンドが増加する情勢下で、三重県観光振興基本計画の見直しが進んでいますが、大杉谷峡谷の観光戦略における位置づけをお願いしたいと考えます。そこで、今後の県の取り組みをお伺いします。
また、県政の重要課題である宮川の流量回復は、効果的な取り組みが進んでいません。今後の更なる流量回復に向けた県の対応策をお聞かせください。
答 新たな三重県観光振興基本計画では、三重が世界に誇る一流の観光資源を磨き上げ、魅力づくりを進めることとしています。ユネスコエコパークとしての役割を認識し、同計画に明記した上で、大台町、DMO等と連携して、観光振興にオール三重で取り組んでいきます。また、宮川の更なる流量回復については、関係者の理解と協力が必要であることから、宮川流域振興調整会議の座長が先頭に立って、関係者の意向確認をしっかり進めていきます。
DMO
Destination Management/ Marketing Organizationの略で、観光地のブランドづくり、情報発信・プロモーション、マーケティング、戦略策定などを担う観光地域づくりの推進主体のことを指します。