問 不登校児童生徒の数は、県も市町も対策を講じているものの増え続けているのが実情です。保護者や学校現場からは、相談を待つのではなく、家庭に出向いていくことで、児童生徒や保護者に寄り添い、教育と福祉の垣根を超えてアドバイスをしてくれる訪問型の支援を行ってほしいという声をよく聞きます。そこで、県が進める、関係機関が専門家と連携した訪問型支援とはどのようなものかお聞かせください。
答 これまでのスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーによる支援に加え、今後は、教育支援センターの指導員や臨床心理士・社会福祉士等の専門家が家庭訪問をするなど、一人ひとりの状況に寄り添った支援を行っていきます。また、孤立感を感じている保護者もいることから、臨床心理士などによる、家庭訪問時の相談対応など、不安感を拭う支援も行っていきます。