問 県境を接する地域では、県内の他地域と比べて看護職員の県外への流出が特に著しくなっています。人口減少対策の観点からも、県外に流出する人材をしっかりと引き留めることができるかが課題であり、給与や施設整備などを含む看護職の勤務環境の改善が重要だと考えます。看護職の人材流出の抑制について、県の考えを伺います。
答 県内医療機関に就業後も県内での就業が継続されるよう、地域医療介護総合確保基金事業を活用した院内保育所の運営支援などを通じて、看護職員が安心して働ける環境の整備に取り組んでいます。今後は、施設整備に使えるメニューを具体的に示すとともに、地域ごとの課題にも目を向けて、県内定着に向けた取り組みを検討します。