問 四日市コンビナートに隣接する居住地域の住民が、津波でタンクなどの危険物が流れてこないか不安を募らせる中、本年7月に「四日市港の海岸整備を進める会」が立ち上げられ、11月には国に対し要望活動が行われるなど、海岸保全施設の整備が大きな局面を迎えています。石油コンビナートにおける危険物の流出対策についての県の考えをお聞かせください。
答 「三重県石油コンビナート等防災計画」では、タンク等の流出防止措置をとることを事業者に求めており、事業者はフェンスの設置などの対策をとったうえで、災害を想定した訓練も実施しています。地震・津波発生時におけるコンビナート区域外への影響が最小限になるよう、事業者等と連携しながら対策に取り組んでいきます。