問 獣害被害から県民の生命と財産を守るために、さらなる対策の強化が必要です。農林水産業被害への対策を中心に置きながら、人と動物がすみ分けられる「ゾーニング」をさらに推進するべきではないでしょうか。県庁内部局間連携を進めるとともに、市町や関係団体、地域住民との協働を図ってほしいと思います。知事の考えをお聞かせください。
答 人口減少に伴う人の生活圏の縮小などにより、野生動物の生息場所が広がってきています。動物のすみかとなる空き家の対策や河川内の雑草や雑木の処理など、各部局が行う取り組みを連携して進めるために、危機管理統括監が束ねる会議を設ける必要があると考えています。今後は、関係部が連携して情報共有と対策にあたる予定です。
グリーフケア
大切な人との死別を経験し、悲嘆に暮れる人を、悲しみから立ち直れるように寄り添い、援助することです。