問 重症心身障がい者が生きていくために必要な障害福祉サービスの整備は、電気や水道のようなインフラ整備と同様に考えるべきだと思います。高齢の親がいなくなったあと、障がい者が安心して地域で生活できるかどうかは、障がい者の保護者にとって深刻な課題です。「親亡き後」の問題の解消に向けた取り組みの現状について伺います。
答 県では、障がい者が「親亡き後」も、自ら選択したところで安心して暮らすことができるよう、地域での生活を支えるための重度障がい者向けのグループホームや通所施設の整備を進めています。今後も、保護者が抱く将来への不安を解消できるよう、市町とともに、地域生活の支援体制の一層の充実に取り組みます。
重症心身障がい者
重度の知的障がいと重度の肢体不自由を併せ持った人のことです。