問 バス路線の維持が地方任せにされた結果、運行本数が減り、運転士も不足する事態となっています。デマンド交通や乗合いタクシーなどがまだまだ浸透していない中、高齢化がさらに進んだ際に交通手段が確保できるのか危惧しています。地域における移動手段の確保に向けた県の考え方と、市町との連携による取り組みについて伺います。
答 県はバス路線の維持・確保に向けて、市町・国・バス事業者で構成するワーキンググループを県内の6地域に設置し検討を行うとともに、市町が実施する地域の座談会に参加して住民から直接意見を聞いています。今後も、地域住民の移動に関するニーズを丁寧に拾い上げ、地域の実情に応じた取り組みを市町とともに進めていきます。
デマンド交通
路線バスのように運行ダイヤや運行ルートは決まっておらず、予約に応じて運行する時刻や経路が変わる交通方式のことです。