交野市では、国の基準より進んだ「小学校6年生までの35人学級」が実施されていることを嬉しく思う。しかし、中学校は40人学級のままであり、小学校でも特別支援学級に在籍する児童を通常学級の人数にダブルカウントしていないと聞いている。また、不登校の児童や個別の対応が必要な児童が増加している中、先生方は日々子どもたちと向き合いながら教育活動に励んでおり、先生方の仕事がどんどん多くなっているのではと危惧している。子どもたちにとっても先生方にとっても、ゆとりのある豊かな学校生活のため、1クラスの人数を少なくすることが早急に求められている。
以上のことから、小・中学校の30人以下学級を目指し、まずは中学校の35人以下学級を早急に実施することを求める。
→「府や国に改善を求めながら、市としても教育環境の向上を進めてほしい」との賛成討論や、「中学校は教科担任制のため、学級が増えると教員の負担が却って増える」との反対討論があり、採決の結果、不採択となりました。