交野市議会では、議会DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組んでいます。
5月には資料共有システムを導入し、第2回議会定例会から本格運用を行っています。これまで議案書等の資料は紙で配布していましたが、タブレットで閲覧できるようになりました。これにより、ペーパーレス化が進み、環境負荷を軽減できます。その他にも、WEBリンクやカラーの図表を活用した“わかりやすい資料”によるより深い議案審議や、資料の受け渡しのための接触減少による感染症対策にも繋がると期待されています。
また、並行して委員会のオンライン開催に向けた条例整備の議論も行っています。交野市議会では、すでに全員協議会をオンラインにて開催した実績がありますが、議案審議を伴う委員会については、より慎重なルールづくりが求められています。感染症のまん延や災害に対応した議会運営の手法確立が急がれる一方で、議案審議に疑義が生じてしまわないよう、慎重に協議を進めています。
今後も引き続きより良い議会活動のあり方を模索していきます。