日本共産党

藤田 茉里

皿海 ふみ

北尾  学

新型コロナウイルス感染症の対策について ほか

 コロナの影響で収入が減少した事業者への国・府の支援策は、減収5割以上が対象。減収5割未満の事業者に市が支援できないか。

 融資を利用した事業者には、売上高5割未満も含め、市の支援がある。新たな支援策は今後検討する。

要望  国の臨時交付金や市の財政調整基金も積極的に活用し、暮らし・営業の支援策を早急に進めることを求める。


国保料の減免制度について

 コロナで収入が減少した世帯の国民健康保険料の減免制度について、交野市の対応は。

 コロナの影響により事業の縮小・廃業などで主たる生計維持者の収入が前年度の30%以上減少する世帯などに、保険料を減額している。

要望 国保料や、介護保険・後期高齢の保険料、市税や固定資産税等の減免・猶予の制度は周知が不十分。市民への分かりやすい説明と減免の拡充を求める。


保育士等の賃金保証を

 コロナにより全国で保育園登園自粛・休園要請が行われ、休職や自宅待機を余儀なくされた職員へ有給消化や減給されている事が問題となっているが、交野市の対応を伺う。

 民間保育施設に対し、保育提供縮小や休暇を与えた場合でも、通常の賃金相当額を支給するよう通知した。

要望 現場では一時預かり事業の減収等があるため賃金全額保証は難しいという声もある。雇用調整助成金活用も考えられるが、市事業分について園の減収にならないよう対応を求める。


施設一体型小中一貫校計画について

 一中校区の基本方針・基本計画では、千人を超える児童が詰め込まれることになる。コロナ後の学校づくりは安全確保のため密を避ける必要がある。コロナ前作成の計画は見直すべきと考えるが。

 安全安心な学習環境が必要となってくる。学校整備は的確丁寧に進めていく。

意見 コロナを経験し、大規模校のリスクや現状より更なる少人数学級への再検討が必要と考える。


小学校の教室小学校の教室

ゆうゆうバス廃止後の外出支援策について

 市は市民の声を無視しゆうゆうバスを4月末で廃止した。代替策には、交通不便地区移動支援事業として寺・神宮寺地区にワンボックスカーが運行されているが、寺・神宮寺地区住民か通勤・通所する方しか利用できない。東倉治や森南などの地域からも乗りたいとの声が多い。地域を限定せず、利用を希望する高齢者や、障がい者の誰もが乗れるようにすべきと思うが、どうか。

 公共交通の利用が面的に不便な地区としては、寺地区と神宮寺地区であると認識しているが、ご意見については、しっかりと受け止め、今後、施策の効果検証を行う。