問 南海トラフ巨大地震の発生が危惧される中、巨大地震が発生した際、特に市街地における有効な消防水利について聞く。
答 消火栓にあっては、埋設された水道管に設置していることから、巨大地震が発生した場合は水道管が破裂し使用できない場合が想定できる。消火栓が使用できない場合は、当然、直近の防火水槽、プール、川や池等の自然水利を使用する。
消防法第21条の規定により消防指定水利として指定している池が、市街地ですと3カ所、また、山林内だと2カ所を指定。地震の際には、池が決壊、干上がったりする可能性がある。必ずしも有効とは言い難いところ。
地震発生時には、防火水槽が効を奏するものと考えている。なお、防火水槽数は、市街地に71基だが、そのうち、耐震性を有している防火水槽は32基となっている。
問 防火水槽の対応、整備について、今後、どのようにしていくのか聞く。
答 財政状況等を勘案しながら、耐震性の有していない防火水槽については簡易ではあるが、耐震シートでの補強措置を講じてまいりたい。また、耐震性防火水槽の新規設置を計画的に進めたい。
問 5月号の広報では、本市主催の説明会の開催場所に多少隔たりがある特に、星田方面の開催がない。区主催の説明会は開催しているが、7月以降の開催予定について、考えを聞く。
答 4月から6月の間において、市主催の説明会では星田方面での開催がなく住民の方々にご不便をおかけした。7月以降につきましては、星田会館におきまして市主催の説明会を3回、また、星田方面での各地区で開催いただく説明会を9回予定している。
問 星田北・星田駅前開発において、「災害に強いまち」について検討することは、新たな価値をつくり出すということで、非常に有意義だと考える。具体的な検討はされているのか。
答 各施設の整備に合わせ、大規模太陽光発電と蓄電池による発電・蓄電システム、地下水熱を利用した空調システムなど、再生可能エネルギーを積極的に導入することによって、平常時は電力負荷の平準化や省エネ・省二酸化炭素・省コストを図り、災害時には電気・熱・水を確保するといった環境性・防災性・経済性を兼ね備えたスマートコミュニティの実現可能性を検討する予定と伺っている。
・小中一貫教育について
・交野市水道サービス株式会社について
・手話言語条例制定について