小林 貴虎議員

小林 貴虎

自由民主党
津市選出
みえスタディ・チェックのCBT化と一層の学力定着について

 県は令和4年1月から、独自にCBT化したシステムで「みえスタディ・チェック」を実施していますが、CBT化によって、子どもたちの学力定着と教員の事務量削減に、どのような効果があったのでしょうか。国が提供する同様のシステム「MEXCBT」への移行についての方針と併せて、県の考え方をお聞かせください。

 CBT化によって採点・集計や課題に対応した問題の準備等が自動化され、課題のある児童生徒への指導や、より分かりやすい授業の工夫・改善に注力できるようになりました。現行のMEXCBTには県のシステムが有する機能が一部備わっていないため、今後の機能追加の状況を確認しながら、移行を検討します。


その他の質問事項
○伊勢湾再生に向けた県土整備部による取り組みについて
○津駅周辺道路空間の整備について ほか

用語解説

CBT
 Computer Based Testing の略で、問題をタブレット等の学習端末に表示して、児童生徒が画面上で解答する調査方法のことです。

みえスタディ・チェック
 学習内容の定着状況を把握し、各学校における個に応じた指導、授業改善を促進するために、平成26年度から三重県が独自に実施している学力向上策の一つです。
 CBT化によって、児童生徒が解答後すぐに正解・不正解を確認するとともに、正解・不正解に応じて学習端末に提供される問題に取り組むことにより、学習意欲の向上と学習内容の理解・定着を図っています。

MEXCBT(メクビット)
 児童生徒が学校や家庭において、国や地方自治体等の公的機関等が作成した問題を活用し、オンライン上で学習やアセスメントができる「文部科学省CBTシステム」のことです。文部科学省が開発・展開を進めており、希望する全国の小・中・高等学校等で利用することができます。


(動画をホームページで見る)