問 国で「運動部活動の地域移行に関する検討会議」が行われ、まずは休日の運動部活動から段階的に地域移行していくことなどが提言されました。しかし、競技団体等からは、具体的な進め方が見えてこない、実情として進んでいないとの声が届いています。地域移行について、これまでの県の取り組みと今後の進め方について、お聞かせください。
答 県では、市町との定期的な意見交換の場を設けて課題等を聞き取るとともに、受け皿となる団体の確保のために総合型地域スポーツクラブ等へ働きかけを行ってきました。今後も、課題解決に向けて市町と協議を進めるとともに、国の事業を活用して市町を支援し、地域の実情に応じた地域移行が円滑に推進されるよう取り組みます。
総合型地域スポーツクラブ
身近な地域でスポーツに親しむことのできる新しいタイプのスポーツクラブで、子どもから高齢者まで(多世代)、様々なスポーツを愛好する人々が(多種目)、初心者からトップレベルまで、それぞれの志向・レベルに合わせて参加できる(多志向)、という特徴を持ち、地域住民により自主的・主体的に運営されるスポーツクラブです。