問 七里御浜海岸の侵食が著しく、その対策に毎年多額の予算が必要となっています。中でも井田海岸は待ったなしの状態で、今の鵜殿港ができて以降、浜の石は段々と小さくなり、その石が高波に乗って国道や住居に打ち付けています。このような熊野灘の大きな潮の流れによる自然災害への対応は、国の直轄事業化が必要と思いますが、県の考えをお聞かせください。
答 侵食対策として、波浪を低減させる人工リーフの整備と砂利浜の維持を図る養浜を併せて行っていますが、残事業が膨大であり多額の費用と年月を要することから、本年も5月に国へ直轄事業化を要望しました。今後も侵食対策を推進するとともに、早期の事業完成に向けた直轄事業化について国に働きかけを続けていきます。