問 2022年2月に勃発したウクライナ戦争だけでなく、世界各地で紛争が続いています。このことを対岸の火事と思わずに、平和の尊さを今一度、個人個人が再認識し、恒久平和の追求につなげるためには、平和教育を更に充実させる必要があると考えます。そこで、平和教育について、県ではどのように取り組んでいるのか、お聞かせください。
また、昨今、日本周辺においても安全保障上の不安を抱く動きがみられますが、知事の平和への認識をお聞かせください。
答 平和教育については、教育基本法に示される教育の理念の下、学習指導要領に基づいて行っており、平和の大切さや命の尊さを考え、社会の形成者として自覚と責任を持ち、行動できる力を養っています。
また、平和については、幸せな県民生活を送るための前提であると認識しており、平和維持のためには、戦争の記憶を風化させないことや、人と人とのきめ細かな交流を行うことが大切であると考えています。