問 令和元年9月に上陸した台風第15号の影響により、千葉県では、県全体の3分の1にあたる約93万5千戸が停電し、すべてが復旧するまでに16日かかりました。三重県はこの事例を検証し、今後の防災対策に生かすべきであると考えます。
そこで、災害時の電力確保について、県の考え方をお聞かせください。
答 本県では、大規模停電時の検証として、情報収集・発信体制の確保のために必要な防災通信ネットワークを支える庁舎等の自家発電装置の稼働状況の再確認などを実施しました。今後は、自家発電装置の燃料確保のため、三重県石油商業組合等と連携を深めるほか、倒木対策について電力会社との調整や、市町等に対して停電時の対応の啓発に取り組んでいきます。