11月7日、令和元年度第1回「みえ現場de県議会」を開催しました。この取り組みは、県民の皆さんの多様な意見を県議会での議論に反映することを目的として、平成22年度から実施しています。
今年度第1回目は、尾鷲市早田(はいだ)コミュニティセンターにおいて「水産業の振興」をテーマに開催し、漁村に4週間滞在しながら漁業を学ぶ「早田漁師塾」の関係者の方をはじめとした8名の県民の皆さんと、県議会議員8名が出席しました。
当日はまず早田漁港を視察し、早田地区の漁業について説明を受けた後に、意見交換を行いました。
参加者からは、「水揚げ量は減少しているが、漁業は続けていかなければならないし、大型定置網漁は各地区に残っていないと、地区はどんどん寂れていく」、「早田町で獲れた魚を取り扱う仕事をしているが、漁の休業期の会社運営が課題になっている」といった現状や、「これからは資源管理が大切になってくる」、「魚の価値向上や、魚食の振興に力を入れていただきたい」といった意見が出されました。