問 県と世界的な海洋環境保護活動団体「セイラーズフォーザシー」は、海洋環境保護教育の推進、県産水産物の持続的な利用等を内容とする「県産水産物の持続可能な利用及び水産業の発展に関する包括協定」を締結することになりました。協定締結により、今後どのような取り組みを具体的に展開し、何を目指すのかを聞かせてください。
答 資源量が豊富な魚介類(ブルーシーフード)のメニューを取り扱う飲食店等の認定促進、同団体開発の教材を用いた環境教育の推奨などを考えています。今回の包括協定締結を契機に、三重の水産物や水産業を持続可能な産業の視点から世界レベルに高め、「水産王国みえ」の復活につなげていきたいと思います。
・(一般社団法人)セイラーズフォーザシー日本支局
平成16年に設立された米国NPO団体セイラーズフォーザシーの日本支局として、平成23年に発足しました。海洋環境保護教育を通して持続可能な社会をめざし、次世代に美しい海を受け渡すために、学習の機会提供等を行っています。
・パール宣言
平成28年10月に四日市市で開催された「認知症サミット in Mie」において議論された結果を、提言として発表したものです。認知症施策の今後のあり方について、国際連携、地域支援、医療・産業連携、医療システム、介護システムの5項目でまとめられています。