清水良一

清水良一

①小笠原村の文化財保護政策
②地球温暖化対策実行計画の進捗
①技法や資料を確立し、担う人たちを育てていく必要がある
②未来を担う子供達を含めた普及啓発をやっていく
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シュロぶき屋根の下で子供達とカヌーやタコの葉細工を作る未来を!

 定住の歴史の始まりから使われたシュロぶき屋根、アウトリガーカヌー、タコの葉細工を村の無形文化財に指定できないか?

 普遍的に継承された技術が現在ないこと、技を体得した個人がいないこと等から文化財としての文化価値がないと考える。

 村指定の文化財は誰がどのような手順で決定していくのか?

 教育委員会が文化財保護審議会へ諮問を行い調査及び審議後、答申を受け、教育委員が指定する。

 無形文化財となった場合のメリットとデメリットは?

 メリットは認知度のアップと財政的支援がある。大きなデメリットはないが、守り伝える責任はある。

 地球温暖化対策実行計画の進捗について。村の主要施設の電気使用量と、ごみの焼却に伴うCO2排出量の推移は?

 2023年度はほとんどの施設で削減が図られ、トータルで前年度比4・6%が削減された。ごみ焼却のCO2排出量は486t。前年に対して22%の増加となっている。

 ゼロカーボン推進地域会議の内容は?

 主にごみの現状報告と共にごみの減量についての議論を行った。普及啓発事業としてごみ分別ハンドブック作成を計画している。