市民クラブ

久保田 哲

野口 陽輔

都市基盤整備について
星田北区画整理事業について

 工事の進捗については、星田北のエリアのほうが先に物流倉庫を含めて先行されている。住居系が多い星田駅北エリアでのまち育てが検討されているが、「北エリア」では、どのようになっているのか。

 現在星田北地区で検討を進めている「まち育ての検討会」では、星田北地区の組合並びに業務代行者である大林組についても参画されており、両地区合わせた星田北エリアのまち育てとなるよう連携が図られていると聞いている。

 星田北エリアでは、700世帯2千人規模の住宅開発がなされると聞いている。どのように今後、自治会を形成されていくのか。

 当該地区におきましては、5年から7年かけて順次建設される予定。まちの成長に合わせ、引き続き地元地区、新しいまちの住民の皆様と相談し、良好なコミュニティー形成を図っていく。

 そのときに「防災対策」というのも大変重要。今後、同地区においての「防災対策」について、どのような考えなのか。

 星田北の土地区画整理事業の区域では、土砂災害警戒区域や、洪水による浸水想定区域がなく、道路も整備され、救急車や消防車も通行しやすい比較的安全な地域となる。更に「防災対策」として、災害時の緊急情報を伝達する「防災行政無線」、浸水対策としての「雨水調整池」、防災機能を持つ設備を有した「公園」の整備を予定。
 災害時の避難所では、当該地区では、星田小学校、旭小学校、藤が尾小学校等が近隣に所在している。流入人口の予測を踏まえながら、星田区をはじめ関係機関と協議を進めていく。

 去る3月議会で、星田交番の移転について質問をした。おおむね半年経過で、現在の状況は?

 現在のところ、新たな話が進展したと言える状況にはない。引き続き、その実現に向けて協議調整していく。

 新たなまちづくりの玄関口となる「星田駅」が、増加する乗降客数にしっかりと対応できる駅であってほしい。例えば、星田駅に設置されている「トイレ」を乗降客数の増加に対応したきれいなトイレに改修してほしいという声が、これからも市民から上がってくることも想定される。JR等に要望を行っていくのか。

 本市もこれまで、駅舎のバリアフリー化や改札口の設置増設、転落防止柵の設置等の安全対策などを要望してきた。今後、星田北エリアのまちづくりが進む中で、JRに対して要望等を行う必要があれば、新たな要望事項として加え、その実現に向けて要望活動を行う。

星田駅前ロータリー星田駅前ロータリー