市民クラブ

野口 陽輔

久保田 哲

星田駅前ロータリーの今後の役割について ほか

 今年中に出来上がると聞いている新たな星田駅のロータリーについて、市が考える今後の役割について聞かせていただきたい。

 新たな星田駅の駅前広場が担う役割につきましては、この駅前広場が単なる電車とバス、タクシーへの公共交通の乗り継ぎ点、いわゆる交通ハブとしての機能の強化だけでなく、枚方市域での都市計画道路の整備や第二京阪道路へのアクセス性の向上が図られたことにより、交野市星田駅から周辺地域だけでなく、大阪の湾岸部や関西国際空港や伊丹空港など、より広域的なつながりが広がることによるインバウンド、アウトバウンドを呼び込むことが可能となり、人をつなぎ、まちを育て、暮らしを守るために大変重要な公共交通が持続的に発展し、それがまちの発展につながるよう、地域の活性化や他地域との交流促進、観光振興など、現在、地域が抱える様々な課題を解決するための糸口となるような施設となることを期待している。


開発中の星田駅前ロータリー開発中の星田駅前ロータリー

星の里いわふねスポーツレクレーションセンターの今後の進め方について

 昨年の十一月に実施されましたサウンディング市場調査などの動きや、本年一月の全員協議会において、今後の在り方の方向性について一定ご説明をいただいたのは記憶している。しかしながら、一方、近隣にある星のブランコエリアを管轄している大阪府においてもサウンディング調査など交野市と同じような動きをしている。今後は府市連携して進めていくべきと考えるが、市のお考えをお聞かせ頂きたい。

 星の里いわふねスポーツレクレーションセンターについては、サウンディング市場調査をはじめ、当該施設の今後の在り方、方向性を取りまとめたものを再度検証、検討すべく、議会からの提言にある「経営的な視点」及び「新たな価値の創出」の観点から、庁内連絡会議を設置して検討しているところである。また、提言では民間投資による施設の改修や建設、運営といった民間のノウハウを活用することも求められていることから、当該施設の改修等の可能性について、大阪府のほうへ相談している状況である。ほしだ園地をはじめ、天野川沿いに点在する施設の相互活用をすることで、エリア全体の相乗効果が図られ、受託する民間企業としてはスケールメリットがあるものと考えている。今後は、大阪府の取り組み内容も確認しながら進めていきたいと考えている。


その他

 新型コロナワクチン接種について、小中一貫校についての通学路の安全確保についてなど