平成30年度一般会計決算を認定しました!


<決算の認定とは?>

一会計年度の歳入歳出予算の執行の実績である決算について、その内容を審査した上で、収入・支出が適法かつ正当に行われたかどうかを確認すること。


<本会議(11月28日)での反対・賛成討論の内容>


決算の認定に反対

 平成30年度は、市長戦略に基づき、公立幼児園の民営化や、第一中学校区での施設一体型小中一貫校の計画策定が進められたが、いずれも、市民や保護者、地元住民などの十分な納得が得られないままに進められていることについては問題であると考える。また、大阪北部地震や台風21号など、災害が続く中、ブロック塀撤去への補助などの災害対応に、いち早く取り組まれたことは重要であり、引き続き、一部損壊世帯への支援をはじめとした災害対策や今後の災害にも対応するためにも各部署で不足している正規職員増員を進めることを求め、反対する。


決算の認定に賛成

 平成30年度は、大阪北部地震や台風21号といった災害の多い年であり、交野市域においても被害が多く発生したが、補正予算で幼児園や学校施設等のブロック塀撤去工事など災害復旧工事に取り組んでいただいた。また、府下でいち早く、ブロック塀等の撤去・改修に対する補助制度を創設し、歩行者等の安全確保や避難路確保にも努めていただいた。平成30年度でも、色々と重点的な施策に取り組んでいただいたが、子育て支援については、妊婦健診の公費負担額の増額、教育環境の向上については、小・中学校特別教室へのエアコン設置などを評価したい。今後も財政運営が厳しい状況が続くと思われるが、引き続き負債残高を減らし、財政規律を確保しつつ、目の前の諸課題に対し、しっかりと財政基盤を築くとともに、市民の安全・安心、住み続けたいまち交野のために取り組んでいただくようお願いし、賛成とする。

 昨年からの災害に対しての早急な補正予算の対応を踏まえ、財政の厳しい本市において、市税の減少、財政規律の確保も難しくなっているが、更に改善され、一定実施されていることから、平成30年度予算が適正に執行されていると審査し、賛成とする。

<採決の結果>

賛成11対反対3で賛成多数により認定
(賛否の状況は、2ページ参照)