問 11月の交野市地域福祉計画推進審議会で、ゆうゆうバスの代わりの新たな外出支援策案が否決された。市長の受け止めは。
答 結果と審議会での意見を真摯に受け止め、地域公共交通としての路線バスの維持継続と、障がい者の社会参加、高齢者の安心した暮らし、子育て支援の視点で、ゆうゆうバスに代わる外出支援策の両立に取り組む。
意見 市長が諮問した審議会の結果を尊重せず、一方的に結論ありきで市の案を押し通せば、審議会不要論につながる。市民の行政に対する信頼は失われる。審議会を尊重し再度やり直すべき。
問 ゆうゆうバスは福祉施策である。廃止に伴う、医療費や介護費の想定は。
答 想定していない。
問 廃止すれば、障がい者の自立支援に支障が出るが、市の考えは。
答 ゆうゆうバスのみが自立支援ではない。
意見 ゆうゆうバスの廃止は、多くの市民にとって明日の生活に関わる重大問題。現状での廃止は認められな い。
問 市役所を移転・建て替え、いきいきランド敷地内に建設する案が示されたが、事業費の見込みは。
答 建設費52億円と、駐車場整備など4億円を想定。
問 同時期に、小中一貫校の整備や星田北開発など大型事業が重なる。財源の計画はどうなっているか。
答 庁舎整備56億円のうち、国の交付税措置が7億3千万、起債44億円と基金を中心に考えている。
問 青年の家を廃止し新庁舎に複合化した場合、地域の避難所がなくなる。青年の家跡地の活用の方向は。
答 跡地は、安易に売却するのではなく、防災などに活用する方向で、地域のニーズを聞き丁寧に検討する。
要望 青年の家や市役所別館など、既存の施設を活用し、新庁舎は必要最小限に抑えるべき。また、新庁舎への交通手段の確保などの課題について、明確な方向性を示す必要がある。
問 小中一貫校の工事期間中、交野小の児童が長宝寺小に通い、交野小と長宝寺小を統合する計画のパブリックコメントが実施されている。内容について、市民説明会をすべきと考えるが。
答 市民説明会の開催は予定していない。
問 交野小の児童が長宝寺小に通うと、通学距離が最長で2.4㎞とされている。通学路はいつ決め、安全対策についてどう考えていくのか。
答 通学路については、工事期間中の方向性が決定後、保護者や学校のご意見を伺いながら決定する。
意見 市民説明会も行わず、通学路の安全対策などについて、現段階では何も示されないまま、2つの小学校の統合や、小中一貫校の建設を進めるのは問題である。
・公立あまだのみや幼児園民営化について ほか