日本共産党

山口 裕司

加齢性難聴に有効な補聴器
市で購入助成制度を

 加齢性難聴は放置すると難聴が進行し、災害時の警報が聞き取りにくくなるなどの危険や、コミュニケーションに大きな支障を来したりする。
 解決策として補聴器が有効だが、多くの高齢者にとっては高額である。他市では加齢性難聴者への補聴器購入助成制度を独自に行っているところもあるが、市の考えは。

福祉部長 現在、障害者総合支援法に基づき、身体障害者手帳所持者を対象に補装具として支給している。
 高齢の方からの相談時には、身体障害者手帳の取得を検討するよう説明しているが、中程度の難聴で基準未満の方の補聴器購入の必要性も感じており、経済的負担軽減を目的とした給付制度創設について今後研究したい。