平成30年度予算について、市長は2月28日の3月定例会本会議の提案説明で、「3期目最初の編成で、改めて市民感覚を肝に銘じ、これまで取り組んできた様々な行財政改革をベースとしながら、市の成長に欠かすことが出来ない新たな先行投資には重点的に投資を行い、奈良の未来につながる取り組みを着実に行うことで、更に暮らしやすいまち、住み続けたいまちへと発展し、全国から選ばれるまちとなるべく市政運営に努める。」として総額1310億円の予算案を提案しました。
しかし、本会議及び予算決算委員会で多くの指摘がなされ、予算決算委員会の採決では修正すべきものと決定された結果、市長からの予算案の撤回の申し入れがありました。3月23日の本会議で撤回を承認するとともに3月定例会の会期を3月28日まで延長しました。
3月26日の本会議では市長から見直しを行った総額1305億2640万円の予算の説明を受け、27日に質疑を行い、採決の結果、原案どおり可決しました。
予算額 (億円未満を四捨五入) 1,305億円 |
対前年度比 (▲はマイナス) ▲2.3% |
市民1人当たり (4月1日現在、 千円未満を四捨五入) 36万4千円 |
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【歳入】 | |||
市税 | 529億円 | 0.4% | 14万8千円 |
(うち市民税) | (265億円 | 1.3% | 7万4千円) |
国庫支出金 | 235億円 | 0.5% | 6万6千円 |
地方交付税 | 141億円 | 2.9% | 3万9千円 |
市債 | 133億円 | 8.6% | 3万7千円 |
その他 | 267億円 | 7万5千円 | |
【歳出】 | |||
民生費 | 587億円 | 2.8% | 16万4千円 |
公債費 | 179億円 | 1.8% | 5万円 |
総務費 | 142億円 | 1.5% | 4万円 |
衛生費 | 112億円 | 10.4% | 3万1千円 |
教育費 | 103億円 | ▲5.6% | 2万9千 |
土木費 | 98億円 | ▲0.4% | 2万7千円 |
その他 | 84億円 | 2万3千円 |