問 豊かな自然環境の中でさまざまな体験活動をする「自然保育」の取り組みが全国で広がりをみせている一方で、安全性の確保のための職員配置などの課題も明らかになっています。不安を抱える保育所等が一歩を踏み出せるように、県としての認証制度やガイドラインの策定を求めます。いかがですか。
答 「自然保育」は、子どもの主体性や創造力などの育成に有効とされる一方で、「安全性の確保が困難」、「職員の負担が大きい」、「スキルアップ研修等の不足」など、自然保育の実施に課題を感じている保育所等もあるのが実情です。県は、これらの課題を踏まえるとともに、先進県の事例も参考にし、「自然保育」に取り組む意向のある保育所等が一歩を踏み出してもらえるよう、みえ自然保育協議会や市町等と連携してガイドラインの策定を検討します。
自然保育
子どもの状況や発達過程を踏まえた適切な環境づくりや支援のもと、自然体験活動を通じて、子どもの豊かな人間性を育み、心身の調和の取れた発達の基礎を培うことを目指して行われる保育・幼児教育のことです。