問 台風10号の影響で、避難所にも指定されている桑名北高校ののり面が崩落しましたが、以前から、地元自治会などは避難所としての危険性を市に指摘していたようです。教育施設としての安全を確保するとともに、避難所の機能もしっかりと守っていく必要があります。今後の県の対策を伺います。
答 現在、県立学校のうち44校が避難所に指定されており、災害時も見据えた万全の安全対策を講じておくことが学校設置者の責務だと考えています。今回の事案を受け、全ての県立学校を対象に、崩落の可能性のあるのり面など危険な箇所の調査を、急ぎ実施することとしています。県立学校は建築基準法上の法定点検を3年に1回実施していますが、土砂災害警戒区域等に含まれている学校の擁壁についても改めて点検する方向で検討しています。